JFtW-OGW update #1
2016年2月4日 MTG原文
http://blogs.magicjudges.org/ftw/2016/01/26/ogw-update-digest-2016-01-26/
より気になる部分を抜粋
Q.Amyは土地を4つタップして(B)(C）を含む4マナを出し、《静寂を担うもの/Bearer of Silence》を「クリーチャーを1体生贄に捧げてください」と言いながら唱えた。Nicoleは対応して《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap》を唱え、彼がコントロールしている唯一のクリーチャーを生贄に捧げた。Amyは2つ土地をアンタップし、(1)(C）を支払うことを選ばないと言った。NicoleはAmyのそのような行動は認められないと主張し、ジャッジが呼ばれた。この時の裁定はどのようにすべきだろうか？
A.《静寂を担うもの》の誘発型能力による(1)(C)を支払うかどうかの選択は、能力が解決するときに行われる。スタックに置かれたときではない（CR117.12）。したがって、Amyが支払うかどうかを決めてからNicoleが対応して何かのためにクリーチャーを生け贄に捧げられるタイミングはない。Amyの《静寂を担うもの》を唱えた際の行動と言葉は、彼女は行動を省略したと見なされる（私は《静寂を担うもの》を唱え、誘発型能力をスタックに置き、全てのプレイヤーが優先権をパスしたら、能力の解決時に(1)(C)を支払います-CR716.2）。Nicoleはこの省略される一連の行動を中断させる権利があるが、そうした場合、Amyの最初の省略の提案における選択を保持させることはできない。(CR716.2b,716.2c)
注：もしも《静寂を担うもの》のテキストが《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》のように「追加コストとして(1)(C)を支払ってもよい」であった場合、(1)(C)を支払うかどうかの選択は唱える際に行われる。Amyはこの選択を対戦相手が対応してクリーチャーを生け贄に捧げる何かをするかどうかを知る前に決めなくてはならない。
Q.Amyは《エレボスのタイタン/Erebos’s Titan》で攻撃し、Nicoleは自分のコントロールする唯一のクリーチャーである《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》でブロックした。ダメージが与えられる前に、Nicoleは《ラノワールのエルフ》をタップし、《死すべき定め/Bonds of Mortality》の能力を起動した。戦闘後、《エレボスのタイタン》は破壊不能を持つか？
A.《エレボスのタイタン》は能力によって破壊不能を得ようとしており、《死すべき定め》の能力は破壊不能を失わせようとしている。これらの能力は互いに独立しており依存関係にない（613.7a)。《死すべき定め》の能力による効果はその能力が解決された時にタイムスタンプを得る(CR613.6b)。一方で《エレボスのタイタン》の破壊不能を得る能力は常在型能力であり、タイムスタンプは《エレボスのタイタン》が戦場に出たときと同時である（CR6136a,613.6b)。従って、《死すべき定め》のタイムスタンプのほうが後になるため、《エレボスのタイタン》は破壊不能を持たない。
http://blogs.magicjudges.org/ftw/2016/01/26/ogw-update-digest-2016-01-26/
より気になる部分を抜粋
Q.Amyは土地を4つタップして(B)(C）を含む4マナを出し、《静寂を担うもの/Bearer of Silence》を「クリーチャーを1体生贄に捧げてください」と言いながら唱えた。Nicoleは対応して《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap》を唱え、彼がコントロールしている唯一のクリーチャーを生贄に捧げた。Amyは2つ土地をアンタップし、(1)(C）を支払うことを選ばないと言った。NicoleはAmyのそのような行動は認められないと主張し、ジャッジが呼ばれた。この時の裁定はどのようにすべきだろうか？
A.《静寂を担うもの》の誘発型能力による(1)(C)を支払うかどうかの選択は、能力が解決するときに行われる。スタックに置かれたときではない（CR117.12）。したがって、Amyが支払うかどうかを決めてからNicoleが対応して何かのためにクリーチャーを生け贄に捧げられるタイミングはない。Amyの《静寂を担うもの》を唱えた際の行動と言葉は、彼女は行動を省略したと見なされる（私は《静寂を担うもの》を唱え、誘発型能力をスタックに置き、全てのプレイヤーが優先権をパスしたら、能力の解決時に(1)(C)を支払います-CR716.2）。Nicoleはこの省略される一連の行動を中断させる権利があるが、そうした場合、Amyの最初の省略の提案における選択を保持させることはできない。(CR716.2b,716.2c)
注：もしも《静寂を担うもの》のテキストが《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》のように「追加コストとして(1)(C)を支払ってもよい」であった場合、(1)(C)を支払うかどうかの選択は唱える際に行われる。Amyはこの選択を対戦相手が対応してクリーチャーを生け贄に捧げる何かをするかどうかを知る前に決めなくてはならない。
Q.Amyは《エレボスのタイタン/Erebos’s Titan》で攻撃し、Nicoleは自分のコントロールする唯一のクリーチャーである《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》でブロックした。ダメージが与えられる前に、Nicoleは《ラノワールのエルフ》をタップし、《死すべき定め/Bonds of Mortality》の能力を起動した。戦闘後、《エレボスのタイタン》は破壊不能を持つか？
A.《エレボスのタイタン》は能力によって破壊不能を得ようとしており、《死すべき定め》の能力は破壊不能を失わせようとしている。これらの能力は互いに独立しており依存関係にない（613.7a)。《死すべき定め》の能力による効果はその能力が解決された時にタイムスタンプを得る(CR613.6b)。一方で《エレボスのタイタン》の破壊不能を得る能力は常在型能力であり、タイムスタンプは《エレボスのタイタン》が戦場に出たときと同時である（CR6136a,613.6b)。従って、《死すべき定め》のタイムスタンプのほうが後になるため、《エレボスのタイタン》は破壊不能を持たない。
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